製品情報
アルミニウム超精密押出多穴管
高性能な熱交換器を実現するアルミ超精密押出技術。
熱交換性能を向上させるための微細な複数の穴を有するアルミ扁平多穴管で、カーエアコンやルームエアコン用の室外機などに使用されています。
- CO2冷媒用の高圧仕様には3000系合金での製造も可能です。
- 扁平断面に数本の内柱を有する事で長手方向における複数回の曲げ加工に耐え、冷媒や冷却水の通路を確保します。
- 近年ではEV・FCVバッテリーの冷却システムへの採用も増えています。
特長
- 熱伝導性のよい1000系合金と多数の微細穴により、優れた熱交換性能を示します。
- 断面の自由度が高く、微細穴は角穴をはじめ丸穴やリブ付き形状も可能で、押出材の中では格段に狭い公差レンジに対応します。
- 多穴管表面には、耐食性を向上させるための亜鉛溶射や、フラックスを塗布することが可能です。
製造可能範囲
幅(W) | 12〜23 mm |
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高さ(H) | 1.0〜3.0 mm |
肉厚(t) | 0.15〜0.4 mm |
穴 | 角穴をはじめ丸穴やリブ付きも可能 |
製品技術
超精密押出技術
亜鉛アーク溶射技術