社員インタビュー

稼働率の向上と不良品の削減。 業務改善でこの二つのテーマに挑む。

UACJ押出加工滋賀 製造部 製造課 押出職場 Y.R. (2007年入社)

INTERVIEW

UACJ押出加工滋賀 製造部 製造課 押出職場 Y.R. (2007年入社)

INTERVIEW

段階を追ってスキルアップしてきた
実感があり充実した日々

私が所属する押出職場では、アルミの塊を500℃程度に加熱する「ビレット加熱」から始まって、ダイスと呼ばれる金型を用いて必要とされる形に押し出す「押出」、押し出した製品の熱を冷ます「冷却」、形状のねじれや曲がりを矯正する「整直」、お客さまの指定する寸法にする「切断」といった工程があります。滋賀製造部では、こうした工程をこなす4つのプレスラインを持っており、私はその中の1号プレスラインを担当する作業主任を勤めています。
作業主任になったのは2022年1月で、それ以前はプレスラインのオペレーターとして、作業を一通り経験しました。現在はオペレーターの勤務計画を立案したり、オペレーターと話し合いながら業務改善に取り組んだりすることが主な役割です。派遣社員の時代から含めて、段階を追ってスキルアップできている実感があり、非常に充実した日々を送っています。

段階を追ってスキルアップしてきた実感があり充実した日々

作業の見直し、治具の軽量化で
「段替え」の時間を3分の1に削減

最近、達成感を味わうことができた仕事として、業務改善の成功事例があります。現場作業に従事しているオペレーターの中からリーダーを選び、その人と一緒に業務改善のアイデアを練りました。その中で「段替え」を効率化できるのではないかという話になりました。アルミの押出工程では、お客さまの求める製品によって、機械の部品を一部交換する必要があります。この交換作業を「段替え」と呼んでいますが、「段替え」にかなりの時間を費やしているため、これをなんとかしようというわけです。
まず「段替え」に必要とされていた作業を見直し、無駄を省くことにしました。また、製品を固定するために使っている治具の素材を鉄からアルミに変えることで軽量化し、それまで2人がかりで行っていた交換作業を1人でできるようにしました。この結果、「段替え」に必要な作業時間をそれまでの3分の1にまで削減することができたのです。業務が効率化され、オペレーターの作業負担も減ったので、関係者全員が喜びを共有できる結果となりました。

ゆくゆくは職場全体を
見渡す仕事に挑戦してみたい

作業主任になって変わったのは、仕事に対する責任感の持ち方です。もちろん以前から任された仕事に対して、責任を持って取り組んできたつもりですが、作業主任となったことで視野が大きく広がり、ライン全体を見渡して物事を考えるようになりました。そういう広い視野で自分の仕事を眺めてみると、まだまだ至らない点があると考えています。
そこで大切にしているのは、コミュニケーションです。一つは経験豊富な先達に教えを請うこと。長年、この仕事に携わってきた人には、その人ならではの知恵と経験があり、新しい製品に取り組む際などには貴重な助言を得ることができます。また、若手の人たちと食事を共にしたりして、リラックスした雰囲気の中で、今現場作業の中で出ている課題や彼らが悩んでいることなどを聞き出し、問題解決につなげていこうと考えています。
私の仕事で必要とされることは、稼働率の向上と不良品の削減です。業務改善を通して、この二つのテーマと向き合いながら、ゆくゆくは職場全体を見通す立場で仕事に挑戦したいと考えており、そこに向けて成長していきたいと思っています。

ゆくゆくは職場全体を見渡す仕事に挑戦してみたい

PROFILE

UACJ押出加工滋賀 製造部 製造課 押出職場 Y.R. (2007年入社)

UACJ押出加工滋賀 製造部 製造課 押出職場 Y.R. (2007年入社)

オフタイムの過ごし方

漫画やアニメが好きなのですが、最近、ハマッているのが、作品の舞台となっている場所に行ってみる聖地巡礼の旅。とくに『ラブライブ』の聖地である沼津には、友人と一緒に車で何度も出かけています。聖地巡礼のついでに、現地の自然景観を楽しんだり、美味しい魚を食べたりして鋭気を養っています。

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