社員インタビュー

多方面加工、厳しい公差、短納期など 難度の高い条件を乗り越え自信獲得。

UACJ押出加工群馬 製造課 加工・梱包職場 S.H. (2014年入社)

INTERVIEW

UACJ押出加工群馬 製造課 加工・梱包職場 S.H. (2014年入社)

INTERVIEW

穴あけ、ネジ切りなどを行う
切削加工のマシニング工程を担当

押出機で押し出された製品は切断された後、加工工程に運ばれます。加工はお客さまの求める製品によりさまざまな方法がとられますが、私はマシニングと呼ばれる工程を担当しています。マシニングはマシニングセンタと呼ばれる機械を用いて、穴開けやネジ切りなどの切削加工を行うものです。マシニングセンタを動かすためには、CAD/CAMを用いてNCプログラムを作成する必要があり、私たちはこのプログラム作成も行っています。

私は2019年4月から主任となり、オペレータとして作業をするだけでなく、安全管理、生産管理、業務改善といった業務も担当することになりました。安全の確保は最も大切で、より安全に作業するために必要なことを洗い出し、設備課と協力しながら改善を図っています。また、さまざまな品種を効率よく生産するために日々の生産計画を立て、作業者に仕事を割り振るのも私の役割です。さらに、作業の効率性の観点からデータを収集・分析して、効率的な生産に結びつけています。

穴あけ、ネジ切りなどを行う切削加工のマシニング工程を担当

数々の工夫で厳しい条件をクリアし
営業担当者から感謝された

数年前のことですが、センサーのカバーに使うための製品を新規に生産することになりました。短納期のうえに寸法の公差(許される誤差)も通常製品なら0.2~0.5mmのところ、0.05mmと非常に厳しいものでした。さらに形状が複雑なため、多方面加工といって、さまざまな方向から加工する必要もあり、製品を挟む治具から作り込むことになりました。
自分一人の知識・経験だけでは手に負えず、上司や関連する部署の方たちとも相談し、協力をいただきながら、なんとかお客さまの求める精度の製品を提供することができました。マシニング加工に求められる、ありとあらゆる技術を用いて作り上げたもので、大きな達成感を味わった案件です。お客さまにも満足いただけたようで、営業担当の方から、わざわざ感謝のメールをいただいたことも嬉しい出来事でした。難度の高い案件を仕上げたことで、マシニングの仕事をしていくうえで、大きな自信にもなっています。

新規導入の機械は高価だが
劇的な作業効率アップに期待感

マシニングの面白さはいろんなところにありますが、一つはプログラムを自分で作成するところです。プログラムは機械メーカーによって言語が異なっていることもあり、どの機械にも対応していく必要があります。また、プログラムの巧拙は、作業効率に大きく関係してくるので、いかにうまくプログラミングするかは腕の見せ所です。
また、主任の仕事をするようになって、生産管理の重要性を意識するようになりました。自分たちの工程だけでなく、全体を俯瞰して眺め、工場全体のモノの流れを把握することが重要です。職場のメンバーの力量も把握し、先読みしながら材料を供給していくように心がけています。仕事をスムーズに進めていくために、臨機応変な対応が必要だと痛感しているところです。

直近の目標は、新しく導入されることになったマシニングセンタを計画通りにしっかり立ち上げて、本格稼働に持っていくこと。数千万円する高価な機械ですが、それまで1時間かかっていた作業を11分でできるため、作業効率は劇的にアップすることが確実。新しい機械を使って仕事をしていくことに、今とてもワクワクしています。

新規導入の機械は高価だが劇的な作業効率アップに期待感

PROFILE

UACJ押出加工群馬 製造課 加工・梱包職場 2014年入社 佐藤 洋幸

UACJ押出加工群馬 製造課 加工・梱包職場 S.H. (2014年入社)

オフタイムの過ごし方

趣味はサッカーです。高校生の頃はプロ選手を目指すほど打ち込んでいて、全国大会でベスト8まで進みました。当時の仲間とボールを蹴るのが、いちばんの楽しみです。また、最近は小学生の子どものサッカーの応援にも出向いています。子どもも小学生の全国大会でベスト8に進み、親として応援につい力が入りました。

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